韓国造船大量受注は国家破綻へ急加速する
韓国造船業は2020年前半は予定の15%しか受注できない破滅寸前の悲惨な状態だった。
ところが2020年末になって爆発的な受注件数を獲得した。
破綻寸前からに突然のV字回復には何があったのか。
LNGタンカー大量受注は赤字を承知で、何がなんでも受注せよとする韓国の必死さがあった。
だが、大量受注で膨れ上がる欠損額は政府が補償しなければならない。
また韓国が、財政破綻の崖に向かって急加速した。
とにかく受注しろ、赤字は国が補償する
韓国経済危機、全滅が噂されていた韓国造船業が 赤字を承知でLNGタンカー大量受注。財政破綻の崖に向かってまたアクセルを踏み込んだ
赤字でもいい、とにかく世界の造船予定を全部受注しろ。受注欠損額は韓国政府が補償する。この作戦が当たった。全滅しかけていた韓国造船業のカンフル剤になった。大当たりのジャックポットである。
だが、この作戦は新たなとんでもない財政負担の発生を意味する。驚異的な受注量なのに財政破綻とはどういうことか。今の韓国の経済で造船業への巨額の財政支援?何処にそんな金があるのか。家計も国も破綻しているというのに。
フランスのために働く韓国
メンブレン型LNGタンカーは特許を持つフランス企業GTTに高額なロイヤリティをしはらわねばならない。その額はタンカーを作る造船会社の純利益に等しいと言われる
LNGタンカー船体価格約およそ2000億ウォンの5%に当たる100億ウォンをGTTにロイヤルティとして払っている。
昨年韓国の造船業界が受注した大型LNG運搬船が51隻であることを考慮すると、ロイヤルティだけで約5100億ウォン(およそ500億円)を支払ったと推定されるカタール国営石油会社と23兆ウォン規模で100隻以上のLNGタンカー契約を結んだ。
100隻をすべて建造すればロイヤルティだけで1兆1500億ウォンをGTTに払わなければならない。
「汗を流すのは韓国、金はフランスがもっていく」ということだ
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