ホンダのトルコ撤退。鮮やかな引き際にトルコと日本の信頼関係にまた一つ神話が加わった
ホンダ自動車は先月、トルコにある工場を閉鎖し、1997年に始まったトルコでの生産から撤退しました。そのトルコホンダ工場閉鎖で、なんという引き際だ、さすがはホンダ、さすがは日本人、とトルコ人をまたまた感動させた話です
閉鎖されたトルコ工場の約1100人の従業員に対してホンダは、勤続年数が10年以下の従業員に対しては40ヶ月分、10年以上の従業員には48ヶ月分の退職金に加えて、それぞれに「特別なボーナス」を支給した。総額で7億リラ(約88億円)を支払い、閉鎖反対デモもなく、逆に従業員の心を掴んだと、複数の現地メディアが伝えた。この工場閉鎖劇によりホンダ、ひいては日本に対する称賛の声が相次ぐ。
会社都合で工場閉鎖になって申し訳ないと、多くの退職金を払って去っていくホンダ。見事なまでの名誉心と尊厳とモラルの高さ、日本を代表する企業ホンダだ。親日国トルコに新たな日本神話がまた一つ増えたようです。
現地での感想
●ちゃんと人に目を向ける会社が日本以外にあるかい?
●こっちの企業は補償なんて絶対にしない。
日本のような社会になるまで100年はかかるだろう
●退職金を支払うなんてホンダは本当に立派だよ。
この件は高く評価されないといけない。
彼らは従業員を大切にしてるんだ。
何度も言うけど、すごいねホンダの引き際の鮮やかさ。
日本人としても感動する、新たな日本神話が書き加えられた
英国ホンダ工場も2022年閉鎖になる。従業員や英国政府からは出ていかないでとの声が多い
トルコを感動させた美しい敬礼
そんで、関連記事を探している中で2018年にトルコを訪問されている三笠宮彬子様の敬礼(お辞儀)の画像に目が留まった
。
サバンジュ博物館で開催される、「三笠宮記念財団」の行事に出席されることが主な目的のトルコご訪問だったようです。
トルコ第1代大統領で「新生トルコの父」と称される、アタチュルク氏が眠るアタチュルク廟を訪問されて、花輪を捧げられた後の敬礼がこれです
心からの敬意が伝わる、素晴らしく美しい所作だとして、多くのサイトやページが取り上げ、現地で非常に大きな反響を呼びました
お辞儀の本家、日本人が見ても美しい敬礼ですね