インドネシア潜水艦沈没事故原因
バリ島の北850メートルの海底に沈没したインドネシア海軍の潜水艦ナンガラの事故原因は人災か、不可抗力だったのか、沈没原因には二つの見解がある。発見された船体が大きく三つに割れていたことから、8年前の韓国による大改修による船体分解と再組立てに過失があったとする主張と、内部波により潜航可能深度を一機に超えてしまった不可抗力であったという主張です。最終的に原因が明確にするには沈没潜水艦の引き上げを待つしかない。艦内で別れの歌を合唱する乗組員たちの映像が胸を突く。
韓国による改修ミス説
インドネシア下院議員の一人は、潜水艦の沈没は韓国の修理ミスと推測されると言いました
1978年に建造されたドイツ製潜水艦は、韓国によって修理された、
「この修理のせいで、KRI Nanggala-402潜水艦が沈没するほど、誤った工事だったと推測されます、とても不幸な事です」
韓国で分解した?あの韓国で?
多くの日本人もそう思ったかも知れません。韓国の潜水艦がまともに動くほうが珍しい
内部波による不可抗力説
イワン・イスヌルワント海軍少将は「潜水艦が上側から内部波を受けたとすれば速い速度で下降したはず」とした。
内部波による不可抗力イメージ
「内部波・internal wave」とは海水の密度がそれぞれ異なる境界面で生じる波動をいう。
通常我々が見ている海面の波が海中にもあるというもの。海水の温度差、塩分濃度差や海底の地形により海の中に波ができるというものです。
海上と同じでうねりのような波もあり、また北斎の「神奈川沖浪裏」のような大波もあるといいますこの波に巻き込まれて一機に限界深度を超えてしまったのでしょうか
大改修した韓国大宇造船の責任は?
海底のナンガラは大きく三つに割れていた。艦前部、中央部、船尾部である。
2012年のによるオーバーホールで大宇造船はナンガラの船体を輪切りに分解して改修し、再組立てしている
この際の分解・再組立てに問題はなかったのかという疑惑がある
だが、大宇造船に責任はないとの主張もある
関連業界によると、1980年にドイツで建造されたナンガラ402艦は、201年韓国2年に大宇造船海洋で2年に亘って整備された
整備は、潜水艦を完全に解体して復元するもので、潜水艦の場合は耐久年数までは通常なら6年に1度行われる
だが、ナンガラ402艦は大宇造船が最後の整備を行ったが、その後9年間も整備が行われていなかった
また現地メディアによると、ナンガラは2018年以降は潜航すらしていないという。
外洋に出て潜航訓練などしていれば問題点が発見されていたはず、
地元メディアなどによると、ナンガラは2018年以降は潜航すらしていない老朽艦で、大宇造船海洋に責任を問うのは難しいとのことだ